ドラマ版ぬ〜べ〜

観ようか観るまいか迷っていたのですが、最近になってようやく怖いもの見たさで観てみました。
散々批判を聞いた後でハードルをくっそ低くして観たからか、「あれ、思ってたより普通に観れるぞ」というのが正直な感想。


普段ドジでマヌケではあるけど最初から教師としては完成されすぎてた原作ぬ〜べ〜と違って、熱意だけはあるけど本気でヘッポコな新任教師の成長物語として見れば、もう少し暖かい目で見れる…のかも。
とりあえず主演の関ジャニの子が頑張ってんなーってのは伝わって来ました。もこみちもオリーブオイル除けば割としっかり玉藻してる印象。


ただそれでも脚本の無能っぷりは擁護できないレベル。
原作と設定を大幅に変えるのはひとつの手法として決して悪い事ではないと思うけど、それにしても「原作への愛」が1ミリも感じられない、言われて仕方なく実写化しました感が滲み出ててキツい。
愛は置いとくにしても、一話から関係ないキャラまでわざわざ全員登場させる意味が分からないし、話の展開の仕方もなんだかなぁ…現段階では単純に無能だとしか…これが何か後々の伏線になってるなら謝るけど。


後、特撮、CGも非道い。開始前のニュースで「CGの技術が進歩してようやく実写化できるようになりました」みたいに書いてあったけど、このレベルでいいなら10年前には多分実写化できてる。
散々言われてるけど、妖狐の着ぐるみとか何あれ?平成ライダーか戦隊の狐の怪人の着ぐるみそのまま借りてきた方がよっぽど良かったんじゃないかと。


まとめると、出演者『は』頑張ってる。むしろ出演者が可哀想。そんなドラマかなー。
とりあえずは観続けてみます。